
やわらかな知性、軽やかに跳ねまわる筆。どきどきの連続。古くならないものはここにもあったんだ。
中国の整体「導引」をあけっぴろげにすすめるくだりなんてもう、目の前でほんのり鼻ふくらませながら颯爽と立位体前屈してみせる星さんの姿がはっきりと目に浮かぶよう。胸の中にすうっと心地よい風が吹く。
グアムやブラジル、中国への旅行記録も新鮮。容赦なく並ぶ句点が快いのです。ぽんぽんぽんとスネア叩かれているみたいで。
好奇心旺盛な方といえば、妹尾河童さんと星新一さんの顔がまず浮かぶ。しなやかな感じ、年齢がわからない感じも、どことなく通っている気がする。
そういえばピェンロー(扁炉)の季節。白菜まるまる1株あるし、明日あたり作ろう。
