日食、終了。
私のいた場所では重い雲がかかってほとんど観察できなかったものの、最大食になる少し前に、雲の切れ間からひらりと覗く太陽を見ることができました。
もちろん、日食メガネでしっかり観察。パカーと欠けてた。
月みたいな太陽、どんどん暗くなっていく周囲の空。頭ではわかっていても、実際に見るとやっぱり不思議なものでした。
感じたこと、簡単に書きとめておこうかな。
1. メディアの多様化を実感
これまで、2004年の金星日面通過や2006年のアフリカ皆既日食も Web を使って観てきましたが、今回の皆既日食は、それらのときとは比べものにならないほど多様なメディアを通して楽しむことができたなあ、と強く感じました。
個人的には、普段使っている twitter での呟きを通して、「見る人を見ること」も、「見ない人を見ること」もできたというのが、とても新鮮でした。
「LIVE!ECLIPSE 2009」によるiPhoneへのライブ配信もあったそうですね。いろんな手段で日食を観察した方がいたのだろうと思います。
2. テレビのチカラを堪能
こうした多様化するメディアに対抗するかのような、NHK「生中継 46年ぶりの皆既日食」の映像の美しさ、リスク対応のチカラが、圧倒的にすごかったです。
2003年の南極・北極オーロラ同時中継でも感じましたが、こうした生中継は本当におもしろい。つくる方々は本当に本当に大変だろうと思うし、終わってしまえば呆気ないものなんだけれど、こういう番組はとても好きだし貴重だと思います。
3. 飛び越える感じ、日常を俯瞰する感じ
このような天文イベントに触れるたびに、自分がいま取り組んでいることや悩み、迷い、弱さ、しがらみ、などの諸々をふわっと飛び越えて、この世界を、ただただ、すごいなあと感じます。
また、日常を俯瞰することで、ひずんでいた自分の中の物事のものさしが、ひゅっとニュートラルに戻るようにも感じられます。
で、この感じは私ひとりのものじゃなくて、普段の考え方や環境が異なる人も、多かれ少なかれ共通して味わう感覚なのではないかしら、って思っているのですね。
そしてこの瞬間の人々はきっと、自分自身を含むいろんな存在のことを、肯定的に受け止めているんじゃないかしら。
…と、私は感じた。今回。そしてその感じが、なんか、よかったのでした。
うん。このへんにしておきます。見られてよかったよ。
2006年皆既日食関連:
■2006年03月28日 皆既日食だよー
■2006年03月29日 360度見渡せるよー
2009年皆既日食関連:
■2006年08月04日 皆既日食に思いを馳せる
■2009年07月22日 日食楽しみましょーう
■Twitter / Search - #eclipse0907(今回の日食関連のつぶやきたち)
2009年07月22日
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